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機能製品グループ
  沓掛 (くつかけ)
E-Mail :
t-kutsukake@ozax.co.jp


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会社概要

  耐放射線滅菌袋  
  カポラγ(ガンマー)  
     
 
耐放射線滅菌袋カポラガンマーP・S 「耐放射線滅菌袋 カポラγ」は、医療用具・器具などの放射線滅菌や物質の改質などに使用可能な耐放射線性能を有したラミネート包材です。
これまでの包材は、ガンマ線や電子線を照射すると包材が黄変したり、強度の劣化が見られました。そこで弊社では改良を重ね、これらを極力抑えた「耐放射線滅菌袋 カポラγ」を開発いたしました。
「耐放射線滅菌袋 カポラγ」には、用途に応じて各種タイプをご用意しました。
 
  「耐放射線滅菌袋 カポラγ」の主なタイプ
タイプ/代表構成(μm) 用途/特徴
Sタイプ 医療用具の放射線滅菌用包材として、幅広くご使用いただけます。
Pタイプ イージーピールタイプで医療用具の放射線滅菌用包材として、幅広くご使用いただけます。
Hタイプ 高線量照射タイプで、材料の改質等を行うための高線量照射適正を有する包材です。
Bタイプ ハイバリアータイプの放射線滅菌用包材として、化粧品・医薬品等に幅広くご使用いただけます。
※ロット、価格は弊社までご連絡下さい。

放射線照射後の物性
タイプ γ線照射量 シール強度 色の変化 臭気
Sタイプ 50kGy
Pタイプ 50kGy
Hタイプ 300kGy
Bタイプ 50kGy
※Hタイプについては、放射線の適正な照射量が被照射体の形状や目的によって異なりますので、ご相談下さい。

放射線(ガンマ線・電子線)滅菌について
内容物や包材を滅菌するために種々の方法が適用されております。ここでは「耐放射線包材 カポラγ」に関連するガンマ線と電子線滅菌について概説します。

<ガンマ線>
放射線同位元素から放出されるX線よりも波長の短い電磁波で、線源としては通常コバルト60( 60 Co)が
使用されます。
ガンマ線は透過力に優れ、比重が大きく厚い金属や液入りの医療用具や包材等の滅菌に向いています。

<電子線>
文字通り電子の流れで、熱電子に高電圧をかけて加速し使用されます。
電子線はより高いエネルギーを得られるので、滅菌処理時間の短縮が可能です。

<滅菌のメカニズム>
微生物の生命維持に必要な細胞中の核酸(DNA)やたんぱく質が、放射線の電離作用で損傷・変形を受けるためとされております。
滅菌に必要な線量は、製品の種類、菌種、初期の菌数及びどの程度まで菌を減らすかにより決まりますが、医療用具の場合、通常15〜25KGyの線量で滅菌されています。

表-1 滅菌法の特徴比較
項目 電子線 ガンマ線 酸化エチレンガス(EOG)
物質透過性 密封構造で滅菌不可
材料 耐放射線性 耐放射線性 適用範囲大
処理方法 連続式 連続式 バッチ式
処理時間 数秒〜数分 数時間 10数時間
後処理 不要 不要 エアーレーション
滅菌確認 線量 線量 無菌試験

 
  紫外線遮断フィルム
カポラUVカットフィルム
   
 
紫外線遮断フィルム「カポラUVカットフィルム」
採用例


カポラUVカットフィルムのタイプ
タイプT カポラUVカット
タイプU メジウムタイプ
タイプV 特殊インキ



主な用途
化粧品、医薬品(プレフィルド製剤等)、
食品 等

カポラUVカットフィルムの特徴
透明フィルムのため内容物の確認が容易です。
紫外線領域(200〜400nm)を95%以上を遮断します。
使用基材に関係なく、安定したUV遮断効果が得られます。
ボイル等加熱殺菌によるUV遮断効果の低下はありません。
厚生省告知第370号に適合しており、安全にご使用頂けます。

 
  UVカット率の比較
UVカット率の比較




(製造元:カイト化学工業株式会社)